「丁寧に施術しているはずなのに、なぜかお客様が増えない」 「新規のお客様は来てくれるのに、リピートにつながらない」
そんな悩みを抱えているトリミングサロンのオーナー様は、決して少なくありません。
ただ、トリミングサロンの集客がうまくいかないことには、必ず原因があるものです。その原因を見極めて対処すれば、集客力の向上につながります。
この記事では、トリミングサロンの集客を成功させる方法を徹底解説します。お客様が来ない店舗に潜む原因も紹介するので、サロンの集客に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
トリミングサロンの集客がうまくいかないのはなぜ?

まずは、トリミングサロンの集客がうまくいかない原因をみていきましょう。
競合サロンとの差別化ができていないため
競合サロンが打ち出している特徴と同じようなポイントを強調しても、ユーザーは「わざわざこのサロンに行ってみよう」とは感じにくいものです。
まず、近隣サロンがどのような強みを発信しているのか調べてみましょう。そのうえで、ターゲットとする飼い主さんを明確にし、自店ならではの強みをはっきり打ち出すことが大切です。これにより、「自分に合っていそう」と感じてもらいやすく、来店や問い合わせの増加につながります。
新規獲得ばかりに目を向けているため
新規顧客の獲得ばかりに意識が向いているのも、集客が安定しない原因のひとつです。
新規の顧客を獲得できてもリピートしてもらえなければ、いつまでも自転車操業のような状態が続いてしまいます。新規獲得も大切ですが、既存のお客様にリピートしてもらうための工夫が重要です。メールでの次回予約案内や割引クーポンの配布など、再来店のきっかけ作りを意識しましょう。
予約導線が設計できていないため
「興味は持ってもらえているのに、予約につながらない」という場合は、予約導線が原因となっている可能性があります。
SNSやホームページで一生懸命発信していても、予約の仕方が分かりにくいと、お客様はそのまま離れてしまいます。お客様に興味を持ってもらえたときに、迷わず予約へ進めるような自然な流れを作り込みましょう。
スタッフの接遇に問題があるため
どれほどトリミング技術に自信があっても、スタッフの対応や態度に問題があると、お客様の足は遠のいてしまいます。
一度きりで離れてしまうお客様の中には、技術面ではなく接客面に不満を感じているケースも少なくありません。各スタッフの接遇スキルを定期的に確認し、誰が対応しても安心して任せられるレベルを保てるよう、日頃から教育を行っていきましょう。
トリミングサロン集客の成功に効果的な8つの施策

ここでは、今日から取り組める8つの集客施策をご紹介します。取り組みやすいものから、少しずつ始めてみてください。
MEO対策をする
MEO対策とは、Googleマップの検索結果で上位に表示されるための取り組みです。
自宅から通いやすいサロンを探している飼い主さんは、Googleマップで「地域名+トリミングサロン」と検索することが多く、新規顧客との大切な接点になります。
MEO対策の具体的な内容は、以下のとおりです。
- Googleビジネスプロフィールに店舗名・住所・営業時間などを正確に登録する
- サロンの外観・内観・トリミングの施術例などが伝わる写真を充実させる
- 犬種やサイズ、料金の目安などをプロフィール欄に記載する
- 来店されたお客様にGoogleの口コミ投稿をお願いする
特に口コミの件数や評価は、検索順位だけでなくユーザーの来店判断にも大きく影響します。そのため、継続的に増やしていく意識を持つことが大切です。
ホームページを開設しSEO対策をする
ホームページは集客の土台となる大切な存在です。
SNSやポータルサイトはあくまで入り口であり、最終的にホームページで詳しい情報を確認し、来店を決める飼い主さんが多いためです。開設したら、検索結果で上位表示されるようSEO対策にも取り組みましょう。
サロンの特徴やサービス内容、料金プラン、アクセス情報など、飼い主さんが知りたい情報を漏れなく掲載することが信頼につながります。あわせて、飼い主さんが実際に検索しそうなキーワードを意識したコンテンツも作成していきましょう。
予約システムを導入する
予約システムの導入も、集客効果を高める施策のひとつです。
電話のみの予約受付では、営業時間外に検討してくださった方を取りこぼす可能性がありますが、予約システムを導入すれば24時間いつでも予約を受け付けられるようになります。
お客様が「気になった」と感じた瞬間に、すぐに予約まで進めるようになるため、さらなる集客が期待できます。
弊社では、トリミングサロン・ペットホテルのためのオンライン予約システム「CHERIEE(シェリー) ビジネスポータル」を提供しています。ペット業界で働く方々と意見交換を重ねながら開発されたシステムのため、現場で必要な機能が揃っているのが特長です。無料での利用も可能ですので、一度試してみてください。
SNSで発信する
SNSは、サロンの雰囲気や技術を言葉だけでなく写真や動画で伝えられる、とても有効な手段です。トリミング前後の変化や施術中の様子は、特に反応を得やすいコンテンツといえます。
投稿に地域名のハッシュタグを付ければ、その地域でサロンを探している方の目に留まりやすくなります。リアルタイムな発信が得意なX、写真映えするInstagramなど、それぞれのSNSの特性を活かして発信していきましょう。
継続的な発信は手間がかかりますが、フォロワーとの距離が近づくことでファン化が進み、リピートにもつながりやすくなります。
近隣の地域にチラシを配布する
インターネットに馴染みの薄い高齢の飼い主さんには、SNSよりもアナログな方法のほうが届きやすいことがあります。
具体的には、以下のような方法があります。
- 近隣住宅へのポスティング
- 動物病院やペットショップなどペット関連施設へのチラシの設置
- 地域の掲示板やコミュニティ誌に掲載
- 初回限定の割引クーポンをチラシに添付
地道な取り組みではありますが、地域密着型のサロンにとっては顔の見える信頼関係づくりにつながる効果的な方法です。
ポータルサイトに登録する
ホームページやSNSは、お客様に見つけてもらうまでに時間がかかりやすいため、ポータルサイトへの登録も検討してみましょう。ポータルサイトは、サロンを比較・検討している段階のユーザーが集まる場所であるため、すでに利用意欲の高い層にアプローチできるというメリットがあります。
登録する際は、以下の点を意識すると効果的です。
- サロンの特徴やこだわりを具体的に記載
- 施術写真を複数掲載
- 料金プランを分かりやすく明示
- 対応可能な犬種やサイズの情報を漏れなく記載
複数のポータルサイトに登録することで露出機会が増え、自店のホームページだけでは届かなかった層にもアプローチできます。
次回予約への導線を作る
リピーターを増やすには、次回予約につながる行動をこちらから働きかけることが大切です。具体的には、以下のような工夫が考えられます。
- 来店時に次回予約を提案
- おすすめの来店時期を提示
- LINE公式アカウントへの登録の案内
- 空き状況やキャンセル枠の案内
- クーポンを配布
次回予約のハードルを下げる工夫を重ねることが、長く愛されるサロンづくりの鍵となります。
口コミの協力をお願いする
良い口コミが多いサロンは、それだけで「一度行ってみよう」と思ってもらいやすくなります。特にトリミングサロンは大切なペットを預ける場所であるため、実際に利用した人の声は、新規のお客様にとって何よりの安心材料になります。
来店してくださったお客様に口コミの協力をお願いするのはもちろん、サービスの質を高めて自然と口コミを書きたいと思っていただけるような体験を提供することも大切です。
トリミングサロンの集客に関するよくある質問

最後に、集客に関してよく寄せられる疑問にお答えします。
トリミングサロンの集客は効果が出るまでどのくらい時間がかかりますか?
集客の効果が出るまでの時間は、取り組む施策によって異なります。SEO対策は最低でも3か月から半年程度かかりますが、MEO対策やSNSは比較的早い段階で効果を実感できることもあります。
リピーターを増やすためにはどうすればいいですか?
リピーターを増やすには、リピートにつながる導線作りが大切です。次回予約のご案内、ポイントカードの導入、クーポンの配布など、お客様に「また来たい」と思われる施策を実施しましょう。
SNSだけで集客することは可能ですか?
SNSだけでの集客は、難しいといえます。拡散力がある一方でアルゴリズムに左右されやすく、瞬間的な反応で終わってしまうことも少なくありません。安定した集客のためには、ホームページのSEO対策やMEO対策など、他の施策と組み合わせて取り組むことをおすすめします。
まとめ

トリミングサロンの集客は、すぐに結果が出るものではなく、地道な積み重ねが欠かせません。差別化不足やリピート対策の不十分さ、予約導線の課題など、原因はサロンごとにさまざまですが、ひとつずつ向き合えば改善できます。
MEOやSEO、SNS発信、口コミ獲得といった施策を無理のない範囲から取り入れ、自店ならではの魅力を丁寧に伝えていきましょう。
